神戸市須磨区の遺品整理|プロの遺品整理は神戸の遺品整理ココロへお任せください。

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遺品整理

遺品整理/神戸市須磨区

  • Before
  • After
  • 家具や日用品がそのままの状態で残り、思い出の品が多く、整理が難しい状態でした。
  • 必要な品はご遺族へ、不要品は丁寧に処分。心を込めて清掃し、すっきりとした空間へ。
本日は神戸市須磨区で遺品整理の作業をさせて頂きました。
遺品整理とは、故人が生前使用していた品物や家財を整理し、処分や形見分けを行うことを指します。単に物を片付けるだけではなく、故人の思い出を整理し、遺族が新たな一歩を踏み出すための大切な過程でもあります。
故人が愛用していた品の中で、残すもの、処分するものを選びます。
形見分けは、故人との思い出を大切にする意味もあるため、感情的な部分を考慮しながら行います。
残すものや譲るもの等はすべてあらかじめご遺族の方が回収していてくださったため、室内のものを適切に整理・処分するだけで済みました。
階段無しのマンションの4階のお部屋で、真夏の暑い中、室内外を往復する作業は熱中症のリスクもあり、大変危険でした。
こまめに水分補給し、適切な塩分摂取、通気性の良くかつ安全な服装の着用を徹底し、スタッフ同士で声を掛け合いこまめに休憩を取る等、工夫しました。

今回は重い家具や家電も全て階段での搬出になるため、無理に持ち上げたり、不安定な状態で移動したりすると、転倒して怪我をする危険があります。
持ち上げる前に、荷物のバランスを確認し、二人以上で協力して運ぶよう徹底しました。
また、家具を解体したり、不要なものを処分したりする際に、飛び出した釘や割れたガラスで手を切ることがあります。
そのため厚手の手袋を着用し、素手で不用品を扱わないようスタッフ同士で注意喚起、割れやすいものは慎重に扱い緩衝材で包む等の対策を行いました。
整理作業では、床に物が散乱しがちです。作業するスペースをしっかりと確認し、通路を確保したり、階段や段差のある場所では特に注意して作業を行います。
屋外に出る場合はしっかりとした靴を履くことで、少しでも怪我や事故のリスクを減らしながら作業することを心がけています。

また、遺品整理に伴う危険は怪我だけではありません。健康に関する危険も潜んでいます。
長期間放置されていた家の遺品整理では、大量のホコリやカビが発生していることがあります。これを吸い込むと、アレルギーや呼吸器系の疾患を引き起こすことがあります。
そのため必ずマスクを着用し、様子を見ながら喚起を行って慎重に作業を進めます。
ネズミやゴキブリ、ハチなどの害虫が潜んでいる場合、咬まれたり刺されたりすると、こちらは感染症のリスクもあります。
そのため真夏でも長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を避けるように心がけています。

遺品整理は、物理的・健康的・精神的な危険が伴う作業です。重い家具の移動やホコリ・カビによる健康被害、害虫被害、さらには精神的ストレスなど、多くのリスクがあります。しかし、適切な準備と対策を行うことで、安全かつスムーズに作業を進めることができます。

こちらの現場では、作業中に故人様の趣味の品がたくさん出てきました。
おそらく裁縫が趣味だったようで、小物からお洋服まで幅広く手作りされていたようです。
裁縫は衣類の修繕だけでなく、自分だけのオリジナル作品を作れる創造的な楽しさがあります。また、手を動かしながら集中することで、リラックス効果や達成感を得ることもできます。
市販の服や小物にはない、自分好みのデザインや色を自由に選べるのが裁縫の大きな魅力です。例えば、お気に入りの生地を使ってバッグを作ったり、子どもや孫のために洋服を縫ったりと、世界に一つだけの作品を作ることができます。
故人様が大切なだれかを思って裁縫する様子を想像すると、心が温かくなります。
ご自宅には採寸する道具やマネキンまで揃えてありました。
針や糸、布切れ、ボタン、刺繍糸など、一つひとつに故人様の手のぬくもりや日々の暮らしが刻まれています。特に、手作りの衣類や布小物を大切にしていた故人様が使っていた裁縫道具には、温かい思い出が詰まっている気がしました。
裁縫道具は、家族の歴史や思い出を縫い繋いでいく大切なものです。そして、家族への愛情や思いやり、そして受け継がれる手仕事の技術を象徴するものでもあります。故人様がご家族にされていたように、自分も誰かを温かく包み込むことができるのではないかと思います。遺品整理の際に裁縫道具を見つけたら、ただ処分するのではなく、そこに込められた思い出を大切にしてみてはいかがでしょうか。
裁縫道具は、使ってこそ価値があるものです。故人様が愛用していた裁縫箱を受け継ぎ、自身の生活の中で活かすのも素敵な方法です。針や糸を使って服を繕ったり、小物を作ったりすることで、故人様とのつながりを感じながら生活することも素敵だと思いました。
形見として残すのか、実際に使うのか、新しい形で活かすのかは、それぞれの選択次第ですが、大切なのは「思い出をどう受け継ぐか」ということです。
ご遺族の方がご納得いただける判断をお手伝いできれば私たちもうれしく思います。

今回お邪魔した神戸市須磨区は、海と山に囲まれた美しい自然環境と、歴史ある街並みが共存するエリアです。須磨海岸や須磨離宮公園、歴史的な寺院など、観光名所も多く、地元の人々にも愛される魅力的な地域です。都会の喧騒から少し離れながらも、神戸の中心地や大阪方面へのアクセスが良く、住みやすい環境が整っています。
須磨区の象徴とも言えるのが「須磨海岸」です。兵庫県内でも特に人気の高い海水浴場として知られ、夏には多くの海水浴客でにぎわいます。白い砂浜と青い海が広がり、遠くには淡路島を望むことができます。
また、須磨海岸には「須磨浦公園」もあり、桜の名所としても有名です。春には多くの花見客が訪れ、美しい桜と海の景色を楽しむことができます。
須磨区は山の魅力も豊かです。特に、「須磨アルプス」と呼ばれる登山コースは、神戸市内でも人気のハイキングルートの一つです。六甲山系の一部で、岩場を登るスリリングなルートもあり、初心者から上級者まで楽しめます。
山頂からは、神戸の街並みや大阪湾が一望でき、特に夕暮れ時の景色は絶景です。都会にいながら、気軽に自然を満喫できるのが須磨区の魅力の一つです。
「須磨離宮公園」は、もともと皇室の離宮として建設された場所で、現在は市民の憩いの場となっています。美しい庭園や噴水があり、特に春のバラ園や秋の紅葉が見事です。家族連れやカップルにも人気のスポットで、のんびりと散策を楽しむことができます。
また、交通の利便性が高く、落ち着いた住宅街が広がっているため、暮らしやすさも兼ね備えています。自然と歴史を感じながら、穏やかに暮らせる須磨区は、観光地としてだけでなく、住む場所としても魅力的なエリアです。
もし神戸を訪れる機会があれば、須磨区の魅力をぜひ体感してみてください。
ご相談は無料となっております。 是非ご利用ください。

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