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生前整理と断捨離
2017年03月11日 [不用品回収・遺品整理]
生前整理とは、最近よくテレビで見かける「終活」の一つです。

いつまでも若いつもりで居たけれど、やはり残された人の事を考えると余計な事で迷惑をかけたくないですよね。
自身の責任で考えなくてはいけません。

いつかは誰しもが迎える人生最後の時を思いながら自分の荷物整理をしていると、必要なもの・不要なもの・執着していた必要だと思っていたけど実は全然必要ではなかったものなどがハッキリ見えてきます。

それは今流行りの断捨離に似ています。
物質は結局この世のだけのもの。あの世には何も持ってはいけない事を考えると、今本当に必要なものだけで十分なのだと思います。

自分の荷物を整理し捨てることは、本人にとってもとてもエネルギーが必要な作業です。
ただ捨てるだけなら簡単なのかもしれませんが、再利用できるもの、リサイクルできるものを分けたり粗大ごみの処理などは別途手配が必要です。

この作業にはお金も時間もかかりますし、これは必要か必要ではないのかと自分自身と向き合わなければなりません。とても大変な作業です。
自分でもこんなに大変なのに、これを家族にやらせるのは忍びないですね。

生前整理をしていると物だけでなく今の自分のライフスタイルについて、自分は自分にとって必要なことをちゃんとしているのだろうか、もしも明日その時が来ても後悔しないかなど今の自分を振り返る良いチャンスなのかもしれません。


・断捨離して物と向き合おう

全く使ってもいないしこれからも使いそうにないというのに、いろいろな思を込めている結果、物を超えた存在になって捨てられなくなってしまう・・・。こうして、捨てようと意気込んで片付けを始めたのに、結局捨てることに失敗してしまうのです。

就職する時、母が買ってくれたスーツだとか小さい頃おばあちゃんが作ってくれた物だとか、実にさまざまです。

それひとつひとつに思い出があり、どれも大切だから捨てることなんてできません。とは言え大切だからを認めてしまうと物はどんどん溢れていきます。

しかし、ここでもう一度考えてもらいたい事は「これは本当に大切な物なのか?」ということです。「なぜ大切なのか?」を自分に問いかけましょう。一言で大切と言っても、そこに込められる意味は様々です。
大切と思った物のひとつひとつに、「どうして大切だと思うのか?」と問い掛けてみましょう。

あえて「どこが大切なのか?」と自分に問いかけると、意外にもそんなに大切じゃなかった、ということに気づいたり、「どうしてこれを大切だと思っていたのだろう?」と目が覚めたりと、いろいろなことが起こります。
物との関係は常に自分が決めること。そしてその基準はいつでも「今の自分」の基準であること。

片付けのたびに向き合い、問い掛ける作業が大変と思うかもしれませんが、これを繰り返して家が片付くにつれて物にわずらわされる事は少なくなっていくでしょう。


生前整理と断捨離。
物の溢れかえっているこの時代だからこそ、前もって準備しておくべきことなのかもしれません。

専門家の意見を参考に、一度家の中の物と向き合ってみてはいかがでしょうか。

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